走る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の朝

 

久しぶりに歩いて出勤する。

 

保育園の向こうに走る人が見える。

 

 

 

 

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近づいてくる 近づいてくる

 

カラダが縦に長い走り。

 

カラダが揺れないから 縦のシルエットが強調される。

 

だれだ?

 

その人は あっという間に そこにいて

 

曽根雅文君だとわかった時には

 

もう通り過ぎている。

 

そのくらい 速い。

 

韋駄天だ。

 

後ろ姿が もう遠ざかっていく。

 

傘をさしながら見ていると

 

その足は地面を蹴っているのに

 

足が地面に着いていない。

 

地面に足が着く その重力がない。

 

あえて言うなら 地面に足が着く力が重力になる前に

 

その力が前に進む推進力に変わっている。

 

今月は登園自粛要請期間で

 

お家にいる園児さんに向けて

 

動画を配信していて

 

先週のテーマは曽根雅文君と

 

雅文君の保育園時代の担任Y先生による

 

「走り方のレッスン1〜3」。

 

レッスンの中で雅文君は

 

「(足は)漫画の中にあるように

 くるくるくるくる くるくる くるくる 回す」

 

と言って 腕をくるくる回して教えてくれた。

 

遠ざかっていく雅文君の足は地球の重力に

 

逆らっている。

 

地面に足が着いて重力に従うのではなく

 

そのエネルギーとわずかな時間の繰り返しを

 

前に進めている。

 

推進力になっている。

 

 

さて。

 

新型コロナウィルスは

 

多くの国の人の生活を重力で支配した。

 

重力は人々を家の中に閉じ込める。

 

しかし まもなくわたし達は

 

重力というチカラを

 

新しいチカラに変えていかれそうだ。

 

果たして それは前に進むチカラなのか

 

 

「わたし」という人の 内側を今一度照らして

 

これからを見つめることなのか

 

若い人の「走る」を見ていて

 

考えてしまった。

 

 

曽根雅文君のお父さん。

 

西光寺 曽根宥泉住職の皐月の教えを見る。

 

 

「ほとけ様のみ教えは

 その悲しみを自分だけと思うな

 ということです。

 どこもいっしょ

 うちだけじゃないと思いつくことで

 心は開けてくるはずです」

 

そのようにある。

 

卯月の教えも 心にしみた。

 

ご住職の言葉通りには言えないけれど

 

春の花を見て自分の心が美しいと思ったのならば

 

花のような自分になろう・・・

 

のようなお教えだった。

 

 

おそらく緊急事態宣言が解除され

 

保育園の登園自粛も解け

 

この園庭もにぎやかになることだろう。

 

しかし、その事業と保育は

 

新しい生活様式の中で継続と実践をしていく。

 

 

そして 人のココロは 花になる。

 

雨の朝と

 

曽根雅文君の走る姿は

 

そんなことを考えさせるものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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