組体操
ところで今年も開会式での準備体操は
ラジオ体操第一でした。
わたしたち職員も 体育指導 七釜正司先生に
ラジオ体操のコーチをしてもらったのです。
まず最初になんの助言もお手本もなく
ラジオ体操をしました。
つぎにひとつづつの動きについて
七釜先生のお手本と同じように動きます。
手を上げる角度 指の伸ばし方
足の開き方 かかとの上げ方 などなど
ただ 先生のお手本の動きを
自分の身体を使って真似をするのです。
そうすると 人の身体というものの美しさが
目に見えるようになります。
かかとと頭頂部を身体の中心線でつないだ身長は
美しさの基準ではなく
しなやかに伸びる曲線と
まっすぐな緊張感を統合する力が
「個性」と「美しさ」を作っていることに気が付きます。
ラジオ体操の腰から上を回転させる動き。
こんど テレビで見てください。
回転が始まる時の両腕の位置。
こういう動きだったんですね。
わたしたち テレビのお姉さんに負けないくらい
美しく動いていたと 思うのですがいかがでしょうか。
前置きが長くなりました。
組体操。
ただ一度の運動会。
その一回に最高のチカラを出す。
子どもたちとの練習で
「美しく!」などと言ったことはありませんが
本当に人の身体は 美しいなぁ。
身体の緊張と弛緩が
美しい形を作っているけれど
それだけじゃないようにも思います。
それは 一所懸命という気持ちでしょうか。
先生は 子どもの一所懸命を
集める人。
空は 青く
めざすものは 高いところに。
そして となりにはいつも友だちが いる。
声援を下さった皆様
ありがとうございます。