flower
緑の井戸端に咲いていた花を・・・
保育園に飾ってもらうことにしました。
秋も深まり お花もおしまいの頃です。
どのお花もおおよそ一輪づつに切って
小瓶に分けていれてあります。
今日は年長の女の子に
一つのガラス瓶に3種類 3本を選んで
挿してもらうことにしました。
ここは事務所。
朝のこの時間は出勤してくる職員が
出入りしますが
女の子が お花と向きあい
おだやかに
そして愉しげに「時間」を過ごしているので
だれも おおげさに声をかけることもなく
邪魔をしないように
それぞれの仕事をしていることに
「おとなの配慮」を感じました。
そうですね
「声をかけない」ということも
声をかけるということと同じように
意図的に必要なのですね。
どれも高級なお花ではなく
気まぐれに畑に植えたお花ですが
女の子が 一輪いちりんを大切に
挿してくれるので
(お花も)喜んでいるように感じます。
「コツ」があるとすれば
おおよその長さにそろえて
数種類を ビンにいれて準備しておくことです。
そして飾るガラスのビンには
3分の1 お水をいれること
自分で3種類を選ぶこと。
お水の中に葉が入らないように
余分な葉は落しておくこと
これらのお約束事は
年長であればお話しをすればわかります。
全部のお花を挿し終わりました。
この間 ここにいるおとなも
そして女の子自身も必要な会話しかない時でしたが
お話しをしない分
自分の胸の中で 自分と向き合い
朝のひと時を過ごしました。
「少しだけおとなの時間」が
こどもから感じられて
私が学ぶことも多くあります。
これらのお花は
保育園のあちらこちらに
飾られています。